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読書ブログは稼げない?自分の失敗と反省からメリット・デメリットを解説

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はじめに

 読書ブログは稼げないのか、自分の失敗と反省からメリット・デメリットを解説を書いていきます。

コンテンツ

まとめ

 

  • 漫画などを例外にして、読書ブログで大きく稼ぐことはかなり難しい
  • まず市場規模が小さく、広告単価も低く、手間もかかり、およそ収益化向きではない
  • また著作権にも気をつけないと危険。要約の場合は翻案権侵害にならないように気をつける
  • 読書ブログは収益化以外のモチベーションが必要

ジャンルの特性

 まず読書ブログで稼ぐことは難しいです。

 読書ブログには、1.書評、2.要約や解説などがあります。

 1の書評、感想ですがまずそもそも市場規模が小さい(漫画などは別)上に個人の書評にニーズが低いためにアクセスや収益性を見込めません。

 2の要約解説記事は一定の需要があるものの、権利的に気をつけないといけないラインがあるのと、手間がかかるのと、解説であるために収益性が低いです。

 なので収益性という観点からは、読書ブログは難しいです。

読書ブログをやるなら

 読書ブログをやるなら、早々に記事の収益化以外の目標を作らないといけません。

 たとえばそれは備忘録とか趣味としての側面に重きを置くとか、ブログによって知名度を獲得して、そこから書籍を出版するとか、ユーチューブの台本にするとか、いろいろあります。

 読書ブログは稼ぐことを目的にするとまず続けられなくなってしまうので、それに重きを置いたらだめです。

漫画という例外

 先にも言った通り、漫画は市場規模が大きいので、書評系の記事でもアクセスを集めるポテンシャルがあります。

 ただ単なる感想記事を書いているだけではアクセスをさすがに集めにくいので、考察系の記事を掲載してアクセスを集めつつ、おすすめ漫画のプロモーションへ導線を作るような立ち回りが必要になります。

著作権というリスク

 また書籍の要約やあらすじの記事はどうしても著作権的なリスクが伴うのに留意が必要です。著作権に関しては、専門家の間でも判断が分かれる部分もあって素人には難しい領域です。

 著作権法的には、翻案となる要約は著作者の許可を必要とされ、抄録ならば認められます。どこまでが抄録で、どこからが要約となるのかはどうしても定量的に示せず、個別に判断する形です。

 ただ小説に関して言うと、著作権で保護されるのは文章表現そのものです。アイデアなどを保護するものではないため、原作の文章をそのまま使いつつ、全編にわたる詳細なあらすじを展開するなどもない限り、あらすじによって翻案権侵害、著作権侵害などは認められづらいと思われます。映画とかもこれと同様で、ファスト映画は元の映画を取得、編集、公開することで、複製権、翻案権、同一性保持権、公衆送信権侵害しているために違法性が認められるのであって、原作のあらすじを自分の表現で展開していくだけなら、それが著作権侵害とされうるのはかなり限定的なケースです。

 ただ注意してほしいのは新書、ビジネス書、コラムなどの要約で、コムライン事件や速読本舗事件のような事例があることを知っておかないといけません。原作からの引用、そのままの表現の利用など、質や量を鑑みて、もとの著作物の代用物として機能させる目的や内容で文書を流布させると、これは権利侵害の可能性が高くなります。

 備忘録代わりにビジネス書の要約をウェブ上で公開するのもこのようなリスクがともなうので、慎重に行いましょう。

 

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